Jan. 4, 1997

プロセス道を歩き始めたばかりの 人のためのページを作って見たいと 思います。

まずプロセス道は心、技、体の3つが 調和して、真、美、善を表すという ことにしましょう。

アーニーはまったくそういうことは 言っていませんので、プロセス道は プロセスワークをできるだけ まねしようとしていますが まあ違ったものだと 考えて頂いた方が安全だと思います。

と、思いましたが、やっぱり アーニーとプロセスワークの歴史 から入りましょう。

まずアーニーは比較的貧しいニューヨーカー として幼少の頃を過ごしました。

そしてがんがん物理学を勉強しました。 プロセスワークに 量子力学の色があるのはこのせいでしょう。

有る日カフェで話の合う人と出会い 何回か会いました。

その後、その人と会う前にアーニーは 夢分析を受ける夢を見ました。

その夢をその人にはなすと、なんと その人はユングの親戚で、夢分析を 仕事にしている人だというでは ありませんか。

かくしてアーニーはユング心理学を 深く探求することとなりました。

ユング研究所では、今は亡き秋山さと子さん とも、一緒に勉強したそうです。

さて、アーニーはユング派の分析家として お仕事を色んな方面に広げて行った わけです。

ユング派にはオーセンティックムーブメントや アクティブイマジネーションなど多少ボディーワークへの 応用が見られますが、アーニーのプロセスワークは ユングの元型(アーキタイプ)の考え方を 身体の動きや姿勢ポーズに応用した、 という側面を持っていると思います。

意識、(集合的)無意識を1次プロセス、2次プロセス と置き換える事によって、とても すっきりと現象を捉えることに 成功しているように思えます。

個人、関係性、グループ、世界と ステップを踏みながらアプローチして行く スタイルも、老子の思想に比べて 現代人によりわかりやすく、 なじみやすいのではないでしょうか。


by transpop@bekkoame.ne.jp